東北キャンプツーリング(岩手) - 8・9日目(最終日)
山田町を出て、次に向かったのは石巻ウィンドファーム。
ウィンドファームを抜けて遠野へ向かいます。
それにしても風力発電の機械が非常に多いですね。
見渡す限り…
少し雲が厚いですが、遠くまでよく見える。
遠野へ抜けると少し晴れてきました。
遠野といえば妖怪というイメージですが、カッパ淵へ向かいます。
カッパ淵は普通に民家が集まる場所の中に、そしてカッパ淵のいる「常堅寺」へ。
狛犬もカッパ。
カッパの形の石や木が。
カッパ淵ではキュウリがぶら下がっていたのですが…
それはこのカッパ釣り!!カッパを釣りたい方は捕獲許可証が必要となります。
まだ皆さんが垂らした釣り糸にはカッパは引っかかっていない模様。
そこから猊鼻渓へ向かいます。
しかしながら…さすがシルバーウィーク。猊鼻渓は車でいっぱい。
ちょっと嫌気がさし、陸前高田方面へ引き返すことに。
大船渡線かな?完全に運行されておらず線路が草に埋まっています。
この辺りが良くテレビにも出ている震災被害が酷い場所ですね。
この学校は後世に残すという感じでしたでしょうか?
全く手が付けられていない感じで残っていたわけですが、津波の高さ20m超えていたのですね…
奇跡の一本松も遠目で見つつ…
ちなみに、この直ぐ側に出光のガソリンスタンドがあるのですが、そこのスタッフから聞いた話、2日前の雨 & 津波の時にそのガソリンスタンドは20cmくらい水に沈んだらしい。
津波は80cmくらいだったような気がしますが、海よりも地面が低いようで…。
その後、気仙沼横丁へ。
昼食を食べようかと思ったのですが、凄い混んでいたので別の場所へ。
次に向かったのが牡鹿半島。
牡鹿半島も復興工事で凄いですね。
こう走っていると、堤防が一部崩れ堤防だった石が斜めになって海底に刺さり、一部分だけ水面に出ている場所だとか、まだ使われているのかは分かりませんが、津波にすべて流された跡地にポストが一つポツンと立っていたり、なんとも言えない光景が広がっています。
そうこうしているうちに、牡鹿半島の先端に。
ここで今日泊まるキャンプ場「石巻市役所 牡鹿総合支所おしか家族旅行村オートキャンプ場」を予約後に悲劇が起きました。。。
はい。テントのポールが折れました。はい。
少し応急処置をしつつ張ったテントがこれ。ポールの継ぎ目が中途半端にハマっている状態だと余計にポールに力が入って折れやすいということですが、たしかにテント設営を如何に早く終わらせるかに拘っていましたしねー。
直近あまりキャンプはしていなかったとはいえ、5年前くらいに手に入れたテントだし、まぁ良しとしましょう。
次はドッペルか本格的にMSRとか?
ボロボロ。
ちゃんと設営も出来ず。何となく、そろそろ危ないかな?という感じはしていたものの、よく言われる「折れる」という状況が、どんな感じで発生するのか知らなかったので暫く放置。
その結果がコレですよ。。。
悲劇は突然起きるんだなぁ。
次の日の朝までもってくれれば良いやと、このままの状態で夜を明かす事に。
さて、テントが壊れた時点で、もう一泊しようかと思っていたのですがその一泊をホテルや旅館にするか、それとも旅をここで終わらせて東京へ戻るべきか少し悩んだ結果、東京へ戻る事にしました。
高速道路を使って帰るとすると、料金的には1泊分のホテル代とほぼ同じくらいのレベル出し。
綺麗な牡鹿半島ともここでさようなら。
意外と高速道路で走ると近いのですが、最終的な走行距離を計算してみると2,889km。
3000は超えるかなーと考えていたのですが、全然走っていませんでした。
キャンプツーリングだと午後4時前後にはキャンプ場を探して、明るいうちにキャンプ場へ入りテントを張る。朝は朝露と戦いながら8時くらいにはキャンプ場を出発するということで、必然的にバイクでツーリングする距離は短くなりますよね。
1泊1000円~2000円程度、通常のキャンプ場なら0円からありますが、その代償ですよね。
途中雨もありましたが9日間、無事に旅が出来て、天候にもほぼ恵まれていたし良い旅になりました。
■8日目のGoogle Mapログ
■9日目のGoogle Mapログ
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