【加賀】ゆのくにの森 - 時間があれば寄ると楽しい

加賀は温泉だけでなく伝統工芸・文化もとても充実している。そんな伝統文化を見たり体験できたりする施設が「ゆのくにの森


入るのに料金がかかりますが、昔の家屋や庭、雰囲気を楽しみつつ伝統工芸を買うだけでなく、体験も出来る施設です。


主な施設は以下の通り。

・伝統美術の館
・輪島塗の館
・友禅の館
・九谷焼の館
・お菓子の館
・山中ろくろの館
・オルゴールの館
・金箔の館
・ガラス工芸の館
・越前の館
・和紙 手すき体験の館



よく考えてみれば、本当に加賀文化は多彩で素晴らしいですよね。



古い茅葺屋根の施設もあります。若干傷んで、もう張替えじゃないかと思うような茅葺屋根の家も存在していましたが、どうなんでしょう。
自分は張り替え時期なんてわからないんで、茅葺屋根から雑草が生え始めているからと言って変えるまでもないのかもしれませんが。


ところどころ、自然の森の中にある明かりが、とてもいい雰囲気を醸し出しています。



古い屋敷も照明で美しく整備されており、中で歴史を学びつつ商品を購入することもできます。



皿へ絵付けが出来る場所では売ってるものも絵付け。本格的な超高級品から普段使いに便利でカワイイ絵付けされた皿やコップなどが沢山並びます。



鬼の表情の可愛さにやられますねw
ガラス工芸も見事。


すりガラス加工で桜の花びらが描かれたガラスはホント可愛いの一言に尽きます。ピンク色は金を調合して作ったと書かれていましたが、金から赤の色をどうやって生むのでしょう。


このガラスもまた最高!
窯変ガラスと呼ばれており、窯の中でガラスの色や模様が変化する現象を指すようですが、細かい模様を浮かび上がらせるために、原料や成分、焼き加減を調整され、このような模様になったそうです。

白黒でとても美しいですよね。


こんなものもありました。
天使の羽の付いた花瓶です。自宅で使うと羽を折っちゃいそうで、堕天使的になってしまいそう(?)



もちろん、こんな置物系のものも沢山置いてありますよ。


これは輪島塗。輪島塗の食器類は価格がピンきりなんですね。
この写真のやつは何万単位でお高い部類に入るんじゃないでしょうか。


漆塗りでも色んな塗る技法があり、一つ一つに名前が付いています。
若干ムラがあるのも味があってイイですね。



金箔も加賀では有名ですよね。金箔を使った数々の品は富山、石川辺りでは普通に見かけます。
食べられるものから、ボディーシャンプー、化粧水など多種多様なものに金箔が入っている商品があります。

食器で金箔仕様のものはそれほど珍しいものではありませんが、やはり光の加減で、とてもキレイに見えますね。


金箔を貼っている和菓子を食べる皿なんでしょうか。これも塗りつけられた絵と羊羹などを食べるフォーク、そしてこの団扇のようなデザインが素晴らしいですね。

他にも友禅の館で、体験友禅コーナーがあったりします。


実際、着物などを染める場合は有名な友禅流しといって、加賀の冷たい水にさらすというものが行われます。「ゆのくにの森」では簡易な友禅流しを見ることも出来ますが、素人目では晒されすぎて色が落ちてしまっているように見えてしまいました。


友禅体験の顔料も色合いが鮮やかで、このケースを近くで見てるだけでも心が暖かくなる気がします。


オルゴールの館では、オルゴールに入れたい曲を選んで組み立てる事もできますよ!


焼き物もカワイイものが沢山置いてあります。


犬は多産の象徴ということで。


こちらは凄くよく出来ています。羽以外は竹で出来ているという感じだと思いますが、色んな昆虫がある中で、このセミの完成度の高さに本当に驚きました。
土台の雰囲気もあると思いますが、これは自分では作ることは出来ないなと思ったり・・・。でも、実際に竹でカブトムシやクワガタを作る体験コーナーがあったので、もしかすると自分でも作れてしまうかもしれませんよ!?


全ての場所で体験できるので家族連れ、特に子供には大好評!
カップルで作ってるところも多かったと思いますので、入場料は取られますが十分楽しめる場所ではないでしょうか。

加賀へ寄られる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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