研究結果は研究者の意識が投影される
「二輪車と脳の活性化の関係---東北大とヤマハが第2回研究を開始」という記事がありましたが,1回目の研究結果に関して,脳を活性化させるという結果のみ簡単に見聞きしただけなので,実際にどのような研究方法,実験,統計を行われて出した答えなのかはわかりません。ただ,研究というものは研究者が事前にどのような前提に立ち,どのような結果を望むかによって,結果はよほどのことがない限り,それ相応の事前に予測した通りの結果が出る。それは結果を導き出す要因が精査されておらず,自分にとって都合のいい要因のみが分析されていたり,被験者の数を多くすることで統計的な差が出やすくなったりと色々原因はある。特に企業と合同で研究をする場合や,今回のように特に企業の二輪普及に一役買うような実験では結果だけではなく過程も含めてしっかりと見なければ,結局流されることになる。
インターネットも検索する人が望む答えを出してくれるが,研究も同じだということを肝に銘じて結果と向き合う必要がある。それは今回の第二回の結果も企業にとって良い結果を招くことは間違いなく,結果を読んだところで新しい知見は生まれず,ハッとすることもないだろうという私自身の観念に基づく話なのだが。。。
インターネットも検索する人が望む答えを出してくれるが,研究も同じだということを肝に銘じて結果と向き合う必要がある。それは今回の第二回の結果も企業にとって良い結果を招くことは間違いなく,結果を読んだところで新しい知見は生まれず,ハッとすることもないだろうという私自身の観念に基づく話なのだが。。。
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